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幕末の祭り再現!

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第九回砂持加勢まつり
日時平成28年10月2日(日) 10時30分~15時 雨天決行・荒天中止場所中央公園西側河岸緑地(基町ポップラ通り)周辺
パレードスタートは広島城二の丸主催第九回砂持加勢実行委員会
水の都広島らしい祭りです。

太田川中国山地の真砂土を大量に運び、河口に三角州を形成しました。

広島の街はこの三角州に築かれ、太田川の恩恵を受けて発展しました。

江戸時代の物資の運搬の一翼は太田川の舟運でしたが、一方で、放っておくと河床に砂がたまり、船の通行の障害になったり、洪水を起こすなど太田川は城下町にとって脅威となる存在でもありました。

このため広島藩は町民に命じて定期的に川ざらえを行わせていましたが、これは町民にとって大変な重労働でした。

「砂持加勢」は川底の砂をさらって運ぶ町民を応援する(加勢する)ため、周りの者が囃し立て、お祭り騒ぎをしたもので、幕末のころ京・大坂(大阪)を中心に行われるようになりました。

広島では文久2年(1862年)に町民が藩に自ら願い出て許可され、行われた記録が残っています。

「砂持加勢」は広島の自然と人の関わりの中で生まれた水の都広島らしい祭りです。

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