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アニメ無念の上映会

 

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「俺たち、本当に逃げないといけなかったのかなぁ」「助かった命もあったべ」―。東日本大震災から丸5年が経過してもなお消えない浪江町消防団の後悔や苦悩を描いたアニメ映画「浪江町消防団物語『無念』」が完成した。震災の記憶や民話などを語り継ぐ「浪江まち物語つたえ隊」と広島市の市民団体が共同制作した。

 つたえ隊は震災後、浪江町民らが避難する桑折町仮設住宅を拠点に活動を開始、古里の民話や震災の記憶を紙芝居にして上演してきた。

 広島市の市民団体「まち物語制作委員会」の協力で制作した紙芝居は約40本におよぶ。ただ、語り部の数が限られるため紙芝居では思いを全国に届けるのが困難で、アニメのDVDを制作し自主上映を呼び掛けることを決めた。

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